活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

平成29年2月5日広島SJCD例会報告

2月5日日曜日に、広島SJCD2016年度第5回例会が広島市内で開催されました。
今回は、SJCDインターナショナル会長である山﨑長郎先生を講師に迎え、「最新の審美・インプラント治療~審美と機能の調和を目指して~」という演題でご講演いただいた。

午前の部では、若手の先生向けに山﨑先生の生い立ちからラーニングステージを振り返られ、歯科の黎明期を切り開いていかれた先生の努力と覚悟の凄まじさを目にあたりにしたが、あくまで軽妙さと毒舌入り混じえながらこともなさげにお話しされるのがなんとも山﨑先生らしかった。
また補綴を設計するにあたって、必要とされる要件をBIOLOGY,STRUCTURE,FUNCTION,ESTHETICの4項目に分けてわかりやすく説明いただいた。
特に症例の歯肉の美しさは、特筆すべきものであり。先生の症例を支える歯科衛生士のレベルの高さに驚いた。
また、基本治療をいかに緻密に大事にされているかが伺い知れた。
午後は表題の最新の審美・インプラント治療について、Dr.Kay の Altered Dental Esthetic Classificationを再構成し、症例の区分・ 分類法を新たに加えられたYAMASAKIの分類を元に、最新のマテリアルを駆使した症例を解説された。世界中で講演されてる山﨑先生のカッティングエッジの症例はただただ圧倒されるばかりだった。
劇的な変化を遂げる審美症例の連続だったが、山﨑先生はそこに機能の回復が必要であることを強調されていたのが印象に残った。
予定時間を忘れるほど、精力的な講演は最後まで盛会に終わった。
今回の例会の成功の裏に、朝早くからの各支部役員の設営、準備等の努力があったことを追記しておきたい。
広島SJCDらしいチームアプローチだった。

 

<今回の展示参加業者様(50音順)>

 

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