令和6年7月15日(月祝)、RCC文化センターにおいて令和6年度第2回日本臨床歯科学会(SJCD)広島支部例会を開催しました。第2回例会はオープン例会として、SJCD非会員の先生方もご参加いただきました。また、午前の部のみハイブリッド開催とし、オンラインにて他支部の先生方にも多数のご参加をいただきました。
例会に先立ち、奥村昌泰先生による会員発表が行われました。インプラント治療による咬合再構成について発表され、本日の講師としてお招きした米澤大地先生から貴重な講評を頂戴しました。
続いて、「歯科矯正とインプラントの真実に迫る~歯科臨床はTroubleやMythだらけ!?~」を演題として、米澤大地先生にご講演をいただきました。
午前の部では、「顔貌の審美と咬合のゴール」をテーマに、補綴治療および矯正治療において目指すべき審美的なゴールや理想的な咬合(適正な顎位・アンテリアガイダンス・臼歯のオクルーザルストップ)についてご講演いただきました。また、「インプラント補綴を成功させる条件」としてコネクションデザインの選択についてもお話いただきました。
午後の部では、「部分矯正のトラブル」や「気道」、「インプラントと矯正の併用、その難しさ」などについてご講演をいただきました。また、米澤先生の特別なご好意によりワイヤーベンディングの実習も行われました。
午前の部・午後の部ともに、米澤先生のユーモラスなトークと臨床経験に裏付けされた講演内容はシネマティックな展開で、聴講生の心を惹きつけました。
日常臨床においては骨格的な制約や患者の希望などから医学的な理想を追い求める難しさを感じることも多々ありますが、「理想的なゴールを希求すること」、「トラブル時に対応できる知識・テクニックの研鑽」の重要性を再認識できた価値ある例会となりました。
展示参加企業様(順不同)
相田化学工業株式会社
エンビスタジャパン株式会社
ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社
デンツプライシロナ株式会社
インビザライン・ジャパン株式会社
株式会社GENOVA
株式会社シンフォニカル
カボプランメカジャパン株式会社
株式会社プロシード
科研製薬株式会社
EMS Japan株式会社
株式会社ジーシー
アサヒプリテック株式会社
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